Perspectives 見方は色々
私は、旅ばかりしています。いくつもの国境を越えなければなりません。あるとき、3、4カ所の出入国審査所を通過することがありました。係の人に「どれだけここにいるつもりですか」と尋ねられ、私は「ほんの数時間です」と答えました。「ここで何をする予 定ですか」と聞かれ、私は「話をするためにやって来ました」と答えました。彼は 私を見て、パスポートを見て「はい、たしかにあなたですね」と言いました。でも、私は私です。であっても、こうして証明しなければならないんです。それが実際的だとされています。他に方法はないもので
しょうか? 私が私であるということの証明はどこにあるのでしょう?これが私であることを印刷した紙切れによって証明するのではなく。でも、世の中はそうなっています。
学校へいくと、他人の決めた「これを知るべき」というものを元にテストが出ます。あなたが知っていることを元にテストが出るわけではありません。その人が知るべき、と思ったこと以外のことをすべて知っていても、試験には落ちます。単に忘れていただけだとしても、そのことを知っていると証明しなければなりません。
どうやら私たちは、一個人の持つ満たされたいという気持ちからどんどん気をそらさせる世界に住んでいるようです。私は、人々に探しているものはあなたの中にあるんだということを思い出させようとしています。ただ鏡を掲げる人が必要です。それを私はしています。どう見えるべきかを教えるのではありません。
私に資格はあるのでしょうか? そのための証明印があるわけではありません。私は、このことを小さい頃からやっています。もしかしたら、人々にいくらかの幸せ、喜びをもたらせるかもしれないと感じていました。私の見方というのは現実的で単純なものです。ひとつにあなたは生きているということ。これは、今まで受け取ったお知らせの中で最高のものです。二つ目は、あなたは使用説明書は持っていないということです。元々あなたの中に埋め込まれています。あなたの中に満たされたいという欲求があるのに、印刷された説明書はいりません。この欲求は成就するのでしょうか? そのとおり。だからあなたは生きている。あなたの中の願い、欲求は満たされることができます。さて、問題は何か?
満たされるというあまりに基本的なものが、なぜこんなにもあり得ないものになってしまったのか?みんなこの基本的な欲求へは目を向けず、考えのほうに目を向けています。今日では、考えの方が基本的な欲求よりも大事になっています。
これは、一人一人個人から始めることです。そのための指導者はいません。リーダーが握手して、できあがるようなものではありません。今度、鏡を見たら(鏡に映る)あなたというろうそくから世界は明るくなると知ってください。
この世の中は、はかない夢だと言われてきました。はかない夢とは「私と私のもの、あなたとあなたのもの」のことです。この夢のやっかいなところは本物にしか見えないということです。ここがにせものなんだと指し示すことはできません。手品師が人を欺くときの手は何でしょう? 気をそらさせることです。あなたの注意をそらす必要があります。あなたが他を見ている隙に、さっとすり替える。さて、あなたはこの世の中で気をそらされているのでしょうか? そのとおりです。
あなたが呼吸の価値を理解したことがないのなら、あなたは大いなる幻想に気をとられ続けてきたということになります。皆さんは(この世の中に)やってきました。そして、全員もうすぐ、去るときがきます。幼かった頃、時はゆっくり過ぎていきました。5分おきに「まだつかないの」と尋ねていていたものです。でも、年を取ればとるほど、あっという間に一年が過ぎていきます。時間自体は変わっていません。私たちの感じ方が変わったんです。
ひとつ小話を思い出しました。昔、熱心に神に祈り続けている男がいました。ある日神が現れこう言います。「おまえは、ずっと私に祈ってきた。何か欲しいものがあるかい」男は驚きましたが、いつも気に なっていたことを質問しました。「神様、あなたの一日はどのくらいの 長さですか?」神は「何百万年だろうと、私にとっては数秒にすぎない」と答えます。
男:「では、神様、あなたはいったいどのくらいの富を持っておられるのですか」
神:「全宇宙の富を、何百万回掛け合わせたとしても、私にとっては1セントくらいのものだよ。他に何かあるかね」
そこで男は言いました。「1セントでいいからくださいませんか」 「ほんの数分待ってってくれれば、いくらでも」と神は答えました。
欲求や、願い、時間の感じ方。あなたは銀河の中の途方もなく特別な場所に住んでいるってわかっていますか? 宇宙一の星です。この地球に生きるあらゆる生き物のの中に、あなたも含まれています。あれこれ目にするものは、あなたの注意をそらします。あなたの中を見てください。命のパルスを理解してください。あなた自身のことを理解してください。あなた「渇き」を理解してください。あなたの中のフィーリングを楽しんでください。思考ではなく、真実で満ちた道を歩んでください。生きるとはただただ特別なことだと知るでしょう。

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